難民受け入れの現状報告②(7月)


近隣へのごあいさつ

ご近所へウクライナ難民のご夫婦の受け入れのあいさつ回りをさせていただきました。

ご近所の方々も、私たちのプロジェクトを「自分たちでは、なかなかできないことです。とても素晴らしいこと。」と賛同していただき、「何か必要なものがあれば協力しますよ」と、あたたかいお言葉をいただいたり、畑のお野菜をいただいたりと近隣の方々にもご協力いただいております。

 

7月上旬住所変更手続きへ 

 

 今までの避難所の住所から、私たちの自宅の住所への住所変更の手続きに、車で 40 分の距離にある入国管理局へ同行しました。


買い物など同行サポート

ここでの生活の上で欠かせないのが買い物です。

日本のように、スーパーですべて買い物ができるのは難しく、特にハンガリーの田舎の方では、小さなお店がたくさんあり、野菜屋、肉屋、雑貨屋、文房具などいろいろと分かれており、肉、野菜などは、量り売りなので、どうしても言葉を交わさないと買えないのが日常の買い物です。ですので、お店の場所などのサポート、ハンガリー語での買い物の仕方のサポートなどしています。

 

ルバさんは、歩行障害がある為、健常者より倍買い物に時間がかかります。

それでも、40度の暑さの中、私たちに頼まず自分たちで買い物をし、ここでの生活を自立しようと頑張っている姿を見ていると、感極まり胸が熱くなる時があります。

体温調整がうまくできないので、猛暑の中、ジャンバーを着たり抜いたり、そして太陽アレルギーの為、体を被っての外出はとても大変です。

 

私たちは、車の乗り降り、歩行などのサポート、商品名などハンガリー語で書かれている商品などを翻訳通訳アプリを利用して、買い物に随時サポート同行しております。 

上記の写真、以前プロジェクトで掲載した COOP ホームセンター。車で20分の Retsag(レイチャーグ)にて。ルバさんは、ハンガリーの水は硬水で飲めない為、体に合う軟水の水を選んでいます。

COOP で、日用品など買い揃えました。

 

週に1度家の前に来るお肉屋さんで近所の方と一緒に買い物をしているところです。

ハンガリー語でのお肉の買い方など毎週サポートしています。

ハンガリーは、グラムで売るので、「○○肉を何グラムください。」と伝えなければいけません。

(ハンガリー語)言葉のサポートもしています。

 

車で20分の場所にある野菜屋さんでのサポート 

新鮮な野菜など売っている野菜屋さんへ、週2回ぐらい同行しサポートしています。

月に一度の診察に同行

以前プロジェクトで掲載しました、近くにある診療所。家から車で2分。

1ケ月分の薬を処方してもらう為、診療所へ同行しました。

(「足が悪いため、近くてとても助かります。」とルバさんが申しておりました。)

翌日、薬局 BENU へ行き、処方された薬1ケ月分を取りに行きました。 

 

家の敷地内で毎日顔を合わせているので、

いつでも分からない事があればその都度サポートしています。

(自宅提供しているルバさんご夫婦のお住まい)ウクライナのドニプロにある住居周辺では、今も攻撃音が毎日鳴り響いています。先日も爆弾攻撃されました。毎日、いつ自宅へ帰れるか。。。不安でいっぱいと申しておりました。

私たちは、こうしたご夫婦の不安を支えていきながら、これからも難民に寄り添う支援を続けていきたいと思っております。

動画とその他活動写真